中国人により小さく改良された犬だという説や、チワワの耳がスペイン原産のパピヨンに似ていることから、スペイン犬との関連を主張する学者もいる。ほかに、アズ
テック族のチワワの呼び名、「アルコ」はペルー語だという説もある。
ただひとつ、1850年にメキシコからアメリカ合衆国に販売されたことだけは確かで、チワワの犬名は、この犬をアメリカに輸出したメキシコの州名にちなんだものである。
チワワの祖先は北アメリカ土着の古代種であるとされている。9世紀ごろに、現在のメキシコを支配していたトルテック族により飼育、販売が行われて
おり、「テチチ」と呼ばれていた。チワワの特徴として、吠えないことと長い被毛だという記録か残されている。
体は小さいがよく引き締まっている。頭部はドーム状になっているアップル・ヘッドが高値で販売される。比較的大きな立ち耳がついている。目はパッチリとしているが
飛び出してはおらず、目と目の間は離れている。鼻筋はまっすぐでほどよく短い。被毛はスムース・コートチワワとロング・コートチワワの2種類がある。
小さいがしっかりとした体つき前胸はよく発達し、あばらは丸みがありよく張り出している。腹はしっかりと引き締まっている。背中は短くて水平で、
尻はややアーチ状で幅が広い。肩の問の背の隆起は高く発達している。
肩甲骨はやや後方に傾いていて、前肢はまっすぐ。肘は胴体と密着している。
後肢にはしっかりと締まった筋肉がついていて力強い。かかとは低い位置にあり、爪は小さくて硬く、毛色と同色である。
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