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自然の防御機能
自然の防壁
自然な防御反応
防御反応を理解する
免疫応答
分子レベルでの監視
抜け目ない病原体
反応の個体差
防御機能への遺伝的関与
早期警告信号としての疼痛
急性の痛みと慢性の痛み
身体的接触の重要性
心の状態と病気に対する抵抗性 |
自然の防壁
外界につながっていて病原体の影響を受けやすい部
位には、自己修復能力が備わっています。
大の防衛の第一線には皮膚があります。皮膚は被毛
に覆われて保護されながら、病原体に対する防壁とな
っています。また皮膚は、免疫系の主要な臓器でもあ
ります。臓器や組織、細胞間の回路網である免疫系が
体内で感染と闘っているわけです(p.120〜129参照)。
免疫系のなかで2番目に大きい臓器である消化管粘
膜とこれにつながる肝臓には、きわめて強い再生力が
あります。防御作用は消化管全体で行われています。
摂取された病原体は、口腔内にある唾液または胃酸
によって退治され、毒性物質は胃または腸管で変性す
る(化学的に変化する)か、肝臓で無毒化されます。
犬が吸入した異物や病原体は、気道から生体内に侵
入します。粘膜で覆われている気道の内腔は、これら
侵入者を繊毛(微細な毛)を使って、肺から遠ざける方
向に誘導します。
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